種の話をしよう。
F1とか種子法とか、その辺の話はもう35年前から知っていたし今頃話そうとは思わない。
それを話したところで、世間を変えることなど難しい。
今回は古代からの言い伝えを紹介したい。
それなりに勉強している方なら、まことに道理だと理解される事だろう。
種を植える前に口に種を含み、30秒から1分位が目処だと思うが、唾液で濡らしてから種を植えるだけである。
するとその人の身体に合った弱い部分を補う作物が育つと言う。
如何だろうか?
味噌蔵や醤油蔵など、蔵によって住む菌が違うという事を聞いたことがあるだろうか?
また、映画『君の名は』で
紹介されている噛み酒というシーンを覚えているだろうか?
巫女が米を口に含み、神に献上すると、年月が経ち酒になっているというものだ。
菌は神の世界に通じると私は信じている。
唾液の酵素で発酵するのだろう。
また、植物たちは根のネットワークがあることも、通信を行なっているということも、良く言われている事だ。
また種は昨年の天候も、
そのまた前の年の天候も記憶していて、より経験値を学習しているという話もある。
また作物は足音を聞いて育つとも言う。
たまにしか畑に来ない人より、毎日世話をしにしている人の足音を聞いていると言うのだ。
古来からの言い伝えは、
いつも説得力がある。
かなり深い勉強をすればするほど、説得力が心に響く。
そんな種の話に貴方はどう思われただろうか。