最近ではビタミン〇〇が不足していると言われて、サプリメントなどを飲む人が多い。
ところがそのサプリメントは石油から作られているとはあまり知られていない。
〇〇由来だとか色々な表示がされているが、そんな物はわずかでしかない。
つまりは合成は合成でしかない。
そのものではないという事だ。
例えばレモン50個分のビタミンC配合などと書かれているが、冷静に考えてみたらわかる。
レモン50個も食べたら胃がおかしくなる。
漢方薬も自然だからと人気だが、自然由来の物から抽出した物だから人気なのだろう。
しかし如何なる自然由来から抽出したのもでも、抽出した段階でそれはその物では無くなることを皆んな知らない。
医食同源という言葉を知っているだろうが、それを極めていくと、最後は食養ということになる。
寒い地域の人は身体を温める作物が育ち易いし、南国の様に熱い国では身体を冷ますフルーツの様なものが取れ易い。
その様にその地域で採れる旬のものを摂るのが一番いいと昔から決まっている。
自然とは本来そういうものなのだが、傲慢になった人類はその形態すら分析判断して、科学的にとか、理論的にとか言い始め、やがては成分ばかりを重視して、石油由来の物から合成物を作り出し、元素記号ばかりを重視する。
古代の人がビタミンを気にしていたら、現代まで何万年という年月のうちに滅びていたと思うのは私だけだろうか？
自然界のことを僕らは何も知らないが、〇〇だろうとか、〇〇だとか勝手に色んな法案まで決めてしまう傲慢さだ。
そんな科学信者達が、木の葉一枚、
まつ毛一本作ることは出来ないのだ。
農家は作物を作っていると言うが、
冷静に考えてみて欲しい。
農家は作物など作れない。
自然が作り出しているだけであり、作ってはいない。世話をしているだけである。
厄介な勘違いは更にエスカレートして、やれ肥料が無いとここまで育たないだの、雑草を取らないと育たないなど、勘違いの上塗りが今や常識的になってしまった。
ならば山の木々達は何故育つのだろうかと問いたい。
何故雑草は生えてくるのかと問いたい。
本来、草が生えている畑を見て、直ぐに荒れた畑と見てしまう
こちら側の見る姿勢がすでに見えていないのだ。
見ていて見ていない。
聞いていて聞いていない人類はどこまで暴走するのだろう。
それは医療、教育、政治、農業とあらゆるものが、その様な感性で進められて来た。
そろそろ気が付かないと、大変な事になるのは、言うまでも無いだろう。
自然の事など誰もわかりはしない。
わかったつもりになっているだけだ。
自然＝至然
全ての答えはここにある。
