#原点に返る動き。

サプライチェーンの崩壊で、物流に支障をきたしている。
また、運送業働き方改革で、ドライバーが20万人足りないと言われているにもかかわらず、更に人が動けなくなる。
長距離ドライバーを利用していた荷物も、これからは船便を使って、ドライバーの負担を減らす方向が主流になりそうだ。
郵便局も昔と比べて大分到着が遅くなり、宅急便もこれからは段々と到着が遅くなっていく流れになるだろう。

そもそもネットでポチッとして、自宅まで届けてくれる事が当たり前になる現代、昔のように、必要な物は地元の商店街に買いに行く事が廃れてきたが、これからはまたその様な時代に戻るのかもしれない。
そして、欲しい物が欲しい時に手に入る時代は過ぎ去り、手に入らない時代が来る。

また、使い捨ての時代から、直して使うという修理する業者も増えてくるかもしれない。
無いものを欲しがるのでは無く、あるものに感謝する時代であり、どうしても無いものを手に入れるには、知恵や自作という時代が当たり前になる可能性すら感じる。

つまりは物がない時代の原点に戻るのではないかと思えるのだ。
また、商品もアレコレの機能を盛りだくさんに備えた物から、至ってシンプルな機能だけに戻るのではないだろうか。
商品を開発しても、パーツが手に入らない、修理するにも必要ない物まで修理する必要がないという理由からだ。

食べ物に関しても、国の駄目政策で、農業も、加工食品もくだらない規制のかけ方で、これらの生産者、加工業者なども皆やっていけなくなっている。
昔の様に如何なる職業に就こうが、皆んな畑や田んぼをしながら生活をすることが当たり前だった時代に戻ると思う。
便利という事を大義名分に掲げて、余りにも人に全てを頼りすぎていた事を知らないとならない。

物が無くなるという事は、お金が物を言う時代から、お金ではどうにも解決にならない事が数多く出てくる可能性もある。