僕はいつも安いウイスキーを飲んでいたりする。
安い中でも僕はカナディアンクラブが好きだ。
いつも冬はお湯割りで飲んでいる。
バレンタインデーだから、娘に何が良いと聞かれたので、
丁度ウイスキーが切れていたので、カナディアンクラブがいいと言った。
そうしたら2本送られてきて、山崎も入っていた。
話を聞くと、山崎は今、物がないらしくかなりプレミアがついているらしい。
へぇー、そうなんだ。
ありがとう。と返事をしたが、普通はこの山崎が手に入る事があり得ないらしい。
でも、スーパーでバレンタインで父に送ろうと思うと店員に話したら、『ちょっと待っていてください』と言って、奥から山崎を持ってきたらしい。
店には並べていないらしい。
今は手に入らないんですよ。
うちもやっと一本仕入れられたばかりなんですと、大事そうに持ってきたらしい。
そして金額は定価の5000円くらいなのかな?それで買えたらしい。
プレミアがついて、何万円もで取り引きされているらしいが、僕はそのことより、店員がその貴重な一本を、差し出して定価でくれる付き合いを娘がしていることに感動した。
そちらの方が貴重だと思っている。
この山崎が出た当初のCMを思い出す。
『何も足さない、何も引かない』というキャッチコピーだった。
このコピーはウイスキーに限らず、全てに通じるコピーだなと、当時思ったものだ。