たたらし

僕の姓は『たたらし』に由縁がある。

そう『たたりじゃ〜』というフレーズは怖いで有名だが、実はそうではない。

製鉄技術者集団だ。

昔は製鉄などない。

神の意思を急激に具現化したという意味を持つ。

たたらしとは、製鉄技術者のことを言っている。

錬金術師でも有名だが、そういう意味だ。

ヒッタイト族も有名だが、日本では出雲から銅剣が大量に見つかった。
ヤマタのオロチで有名な話だが、その銅剣を振りかざした時、刃こぼれを起こした話は有名だ。

戦った相手は北陸の地域に製鉄技術を持った者達だ。

やがて出雲はそこと手を組む。

古代から勾玉は身に付けるものとして有名だが、この勾玉はメノウかヒスイで出来ている。

また、新潟県糸魚川は日本で唯一純度の高いヒスイが取れる所で有名だ。

また、伊勢神宮御神体とされている八咫の鏡は『ヒヒイロカネ』と言って、地球外金属で出来ているという話も有名だ。

また、ヘブライ語で『在りてあるもの』と彫り込みが施されていることも有名だ。

ただ私はヘブライ語でも読めるのかわからないが、更には遠い昔からある神代文字だと思っている。

日本語とヘブライ語は似ているという事だが、神代文字もいくつも種類があって、私は酷似していると思っている。

元は一つである。

日ユ同祖論が横行していて、日本人は秦氏、つまりは古代ユダヤが流れて来ているとみんなは言うが、私は更に昔に日本からユダヤに行っていると思っていて、それが戻って来ていると思っている。

シュメールもそうだ。

シュメールのスペルを見るとスメルとか、スメラだ。

スメラミコトのスメラだ。

人類発祥は日本だと思っている。

菊の紋も世界から見つかっているし、日の丸も日本の国旗ではなく、国際旗だと思っている。

今では白地に赤丸しかない日の丸だが、古代は中心に金色のチョンがあった。

ユダヤの国旗の六芒星も中心にチョンがあったはずだ。

どちらも中心が抜けている。

作詞作曲を誰がしたかわからない、昔からの言い伝えの歌。カゴメの歌の『カゴの中の鳥はいついつ出やる?』である。

都市伝説派は様々に騒ぐが、この鳥はチョンを表す。

『鶴と亀がすべった、後ろの正面だあれ』

すべると言うと子供の頃はスッテンコロリンと滑ったのかと思いきや、これは統一を意味する統べるだ。

伊勢は鶴、出雲は亀だ。

社紋も亀甲が出雲だ。

その出雲の沖に海底神殿が見つかっている。

参道は玉砂利の様なものが敷かれていて、祭壇もあり、噴水では無いが、段差から水がこぼれ落ちる仕掛けだと思われる場所には、亀の形に彫られた石さえ見つかっている。


話は大分外れたが、製鉄に関わっていた種族だった。

今は直接製鉄に関わってはいないが、それらを扱う職業に就いている。

更に時代は違うのか、面白い型示しがある。

僕と妻は遠く離れた全く違う土地で育った。

僕は海の町で、彼女は山で育った。

知り合う筈もないし、考え方も思考も職業も全く正反対の人間だ。

そんな事だから、結婚するなど今から考えるとおかしい事だった。

本当に若い頃はよくケンカをしたし、今でも考え方は全く違う。

しかし、しかしだ。

お互い食べ物で肉が嫌いなのだ。

四つ足の獣を喰らうなどもっての他だ。

それはベジタリアンなどと言う洒落たものではない。

身体が受け付けないだけだ。

それは大きな違いだ。

そういう共通点がいくつもあるのだ。

別の時代なのか、何かはわからない。

でも同じ種族だった様な気がする。

しかも相手は平家寄りの家系
で、僕は源氏寄りの家系だ。

それはその時の時代にしか過ぎないが、何かの因縁だろう。

僕の叔母も変わっている。
目の付いている物を食べるなんてあり得ないと若い頃から言っていた。

また宇宙とは何かとか、自然界とは何かと、昔からその神秘性を語っていた。ど天然の人だが、もう80歳近くなる昭和初期の人がそんなことを語るのだから珍しい。

またこの叔母の姓も変わった姓をしている。

今まで生きてきて、こんな姓の人と出会ったことはないし、聞いたこともない名前なのだ。

祭壇を祀るというか、礼拝するような名前だ。漢字は当て字なのだろうが、その漢字すら意味のありげな名字なのだ。

僕の母方の方だ。

親や親戚とあまり付き合いが無かった家だが、この叔母だけとは何故か親密な付き合いをしている。

種族としては同じ種族の魂と感じる事が多々ある。