僕は昔からMacを使っていた。
Windowsがまだ世の中に出る前にMacを使っていたのだ。
世間ではWindowsが出ると騒ぎ始めて、何日も前から徹夜で行列を作り、Windowsを買いに並ぶ人が出た程だ!
その行列には、パソコンのパの字も知らないおばちゃんですら列を作り、何に並んでいるのかすら知らないというあり様は、もはや笑うしかない程のセンセーショナルを引き起こした。
それをテレビで見ていたMacファンは笑って見ていた。
何故なら、みんなが並んでまで取り合うWindowsが出来ることなど、とっくの昔からこちらはやっていたことだったからである。
そんな時代から何十年も時を経て、Macも名前ばかりで、Intel化され、Macは姿を消した。
僕は今でもフォトショップやイラストレーターなどを使っている。
勿論CSではない。
だから、MacOS9をメインで使っている。
これは珍しいPCではないだろうか?
と言っていたのも束の間。
そんなもの今ではガラクタにしかならないのかも知れない。
でも僕は現役で今でも使っている。
何故変えないのか?
アドビがアプリケーション使用料を年間いくらというスタイルに変え始めたからだ。
それに新しい機能は僕に必要ない事が多いからだ。
周辺機器もそのOSに合っているし、バージョンなり新しくすると、機械そのものも対応しなくなるからだ。
何にも新しいことに羨ましさは感じないが、ひとつ不便が起きてきている。
それはスマホで撮影した画像をデータでMacに送る手段ないのだ。
ネットに繋がらないし、さらには今までUSBメモリーに落として送っていたが、スマホも新しくなってきて、それすら出来なくなってきている。
悲しいかな、今ではセブンのスマホプリントをして、紙に起こして、それをスキャナーで読み込むという、残念な事をしないとならない。
それでも僕はこのスタイルを変えない。
やがてウィルスが蔓延して世界のパソコンがショートしても、僕のは生き残ると無理矢理自分に言い聞かせている。
こんな骨董品でも、かなりの事が出来て世間では普通の人が出来ないものも、僕は色々な物を作り出している。
誰かこの記事を読み、同じ環境で何か出来る工夫があるならコメントからお聞かせ下さい。