息子が薬剤師国家試験を今日から2日間に渡り受けに行っている。
予想外の問題の難しさに、受けているみんながパニックになっていたと1日目を終えて感想をLINEで伝えて来た。
どうしょう、どうしょうの連呼で、ヤバイ、ヤバイの連呼だそうである。
僕は一言息子に伝えた。
その渦に呑まれるなと。
予想外の展開にみんながパニックなっているなら、条件は同じだ。
どうしょうと連呼した所で、どうにもなるものでもない。そこにすでに立っているのだから。
6年間の集大成の試験だと言う気持ちもわからないではない。
でもその場で、どうにかなるものでもない。
受かるか、落ちるかしかない。
落ちた所で切腹しろとは命じられることは無いから、もっと視点フォーカスを引いて渦に入るなと言った。
所詮は紙にお絵かきをして、上手だねと言われるか、下手くそだねと言われるかに過ぎない。
今、武漢では調査員が自宅に来て、熱を計り、熱があったら強制連行され、戻れない施設に入れられる事になっているそうだ。
それは死を意味する。
それから比べたら、
所詮、お絵かきごっこでしかないから、大安心を持って受ければ良いと言った。
わからない問題が出た所で、問題を出す側になり、何でこれを出すかな?と考えたら見えてくるものもある。
どうしょうが始まったら、もうその様な精神状態ではいられない。
同じ条件なら、腹が座っている方が勝ちだと伝えた。