生け花など興味も持たない。
自分の生活にそれらはあまり関与してこない。
当たり前だ。
関心がないのだから、そんなに頻繁に関与してくるものではない。
だがそんな僕でも、ある時ある施設で、ふとそんな生け花がひっそりと演出されているシーンに出会す事がある。
何故、それを美しいと思って見入ってしまうのだろう?
そこに理屈など要らない。
それはわかっている。
だけど、それを美しいと思ってしまう『それ』を追及してみたくなる自分がそこにいる。
そのもの、それがどうというより、何故そこに心が動かされたのかを知りたくなってしまうのだ。
何に反応したのか?
それが見えない。
それを知りたいという、
子供心みたいなものか。