#スピリチュアルの話を①

スピリチュアル系の話を少ししよう。

ある老夫婦が車で旅に出た。

ある小さな町に入ると、夫はガソリンが少ない事に気が付いた。
そしてガソリンスタンドがどこかに無いか目で探していた。

一方妻は、お腹が空いたのでどこかにレストランが無いか目で探していた。

同じ町で同じ車に乗り同じ空間に2人はいるが、意識は全く違う世界にいる。
違う立ち位置、違う場所にいるのです。

ヒントになるだろうか?

僕たちは人間と思い込んでいます。

勿論そうですが、本当は純粋な魂です。

もっともピュアな魂なのです。

魂というと聴きなれないから意味が通じないかもしれませんが、意識です。

意識そのものです。

みなさんはよく自分で判断して決断して日頃を生きていると信じています。

しかしあなたは幼少の頃から例えば花は美しいと習って生きてきました。

薔薇だとか、菊だとか、色々名前を習い、それだと認識しています。

あなたが花を見て、『あ、あのバラは綺麗だな』と思うかもしれません。

ただ多くの場合、過去のあなたの知識の蓄積がそのバラを綺麗と言っているのであって、現在今のあなたが、そこに咲いている艶かしい生そのものを見ていないという場合が多いと思います。

つまりバラと名前を付けて見ている段階で、そこに咲いている宇宙の刻々と変化している艶かしい生そのものを見て感じていると言う事では無いと言う事です。

何を言いたいかと言うと、では日頃自分で判断して決断している自分という認識です。

それは過去を土台としている知識のあなたが言っているのであって、今のあなたが判断しているわけでは無い訳です。

学ぶと言うことはイコール、過去の誰かを真似るということです。

では自分とは誰ですか?という話になってきます。

あなたに突然のヒラメキや気付きとは一体どこからくるのでしょうか?

自分の操作できる範囲からくるものでしょうか?

こんな誰もが考えない事を大真面目に追求してみてはいかがでしょうか?

真理はそこに隠れています。

空気が無尽蔵にあるのに、空気の事を誰も考えない様に。

何かのヒントがあったら嬉しく思います。